Bluebelleのブログ

一キリスト者の雑感と日記。独り言が多く、更新は不定期です

エキュメニカル?プロテスタント内で対話してくれぃ!


宗教という社会的カテゴリへの関与を促す?

三位一体の神?

霊的な世界の存在?


いまたまに顔を出してるプロテスタントの教会。

ホームページや週報を見ると、エキュメニカル、他の宗教の指導者とのちょっとしたプログラム、さらに、伝道する教会を目指して、などなど盛りだくさんである。


伝道するとか言うけど福音派のほうは向いておらず、「福音派聖霊派以外」との連携なのかな、という印象。


日本人へのアプローチという点では、他の宗教 とくに仏教からは実践の面で学べることが多いのかもしれない。

しかし、仏教は背景が違うからなあ。地方では何百年もエスタブリッシュメントであり続け、お坊様には従うもの。郊外で生まれ育った私には想像ができないほど、寺は権威なのだ。

そして檀家さんはその垂直な関係をしっかりわきまえている。


つまり、獲得した地位の堅固さは、プロテスタントの比ではないのだ。寺に嫁に来てくれる女性がなかなかいないというぼやきはたまに聞いたが。


教理だけで論じても、空回りすると思う。


何でこんなことを知ったかと言うと、私は一時期、仏教関係の団体でバイトしていたからなのだ。


真理の道を求め、自ら大学で学び僧侶になった人にも出会ったが、大半の寺院は世襲で間に合っているため、就職先が決まらないと聞いた(10年ほど前の話)。

今は酒や殺生などの禁忌もなく、キリスト教みたいにあれダメ、これダメという基準もなく、社会政治的なスポークスマンでもなく、主に檀家さんの生死にまつわる儀礼的役割を淡々と、確実に行う、そしてお坊さんによっては、余力があれば人生相談に応じたり、社会活動したり、幼稚園を経営したり、といったところではなかろうか。


たぶん、他の宗教から学ぼうというとき、人生相談の役割がクローズアップされすぎている。


そして、寺にもよるだろうが、さすがにエスタブリッシュメントとあって、経済的な余裕もキリスト教の比ではないのでは。

持ち物でも財産(というのか?)でも社交でも、ちょっと桁が違うので、そこらへんを踏まえず同じことをしようとするのは、地盤の脆弱なプロテスタントの背伸びだと思う。


私個人としては、プロテスタント内で対話してほしい。

古い教会は、プロテスタント諸派に良い影響をもたらせるとの印象を持っている。