Bluebelleのブログ

一キリスト者の雑感と日記。独り言が多く、更新は不定期です

牧師に対するサポート体制がある教会もあるんだな


別の教会に通い、今まで知らなかったこと、気づかなかったことに気づく。


私が最近お邪魔している教会では、教団内の別の牧師がたまに礼拝の説教に来る。教区としての活動などもある。つまり教会間での人のシャッフルが結構ある。

牧師どうしで話し合ったり、役員会が定期的に開かれていたりする。


前の教会ではそんなことがなかったので、協力態勢はどうなっていたのだろう、と考えた次第。

以下、前の教会について。

余計なことかもしれないが、同じような教会もあるかもしれないし、案外重要な事だと思うのだ。


私が前に通っていた教会は、元々はとある日本の教会の枝教会として始まった。親教会の信徒が数家族、別の地域に引っ越すことになり、それならそこに枝教会を、ということになったようだ。

だからその頃の親教会との連絡は続いていただろうと思う。


その後、私は詳しく知らないのだが、私が数年留守しているあいだに、この枝教会は一時活動を停止したのち、海外の某教団の傘下に入り、活動を再開していた。牧師が積極的に働きかけて入ったらしい。


見た感じは前と変わらなかったのだが、新たな教団の方針に沿って学びのプログラムなどが実施された。

といっても、メンバーの半数以上が前と変わらず、新たな教団の下で人がシャッフルされることもほんの僅かだったし、活動があまり無く、どちらかといえばのんきな教会だったせいか、あまり変化は見えなかった。


今一呼吸してから振り返る。様々な

疑問が浮かぶが、その中の一つは、牧師は一人きりで頑張っていたのでは、というものである。色々な点で。


新たに参加した教団の中には、いくつか日本の教会がある。

しかし教団内の別の教会からこの教会にくる人はほとんどいなかった。

その教団の持つ小さな聖書学校から一度、これから牧師になるという学生が実習に来たことがあった。

あと、教会の最初期からいるご家族の長男がその聖書学校で学び終え、副牧師になった。その学校に在学中は、教団内のほかの教会にも出入りしていたようだが、近年はそんなことも無いようだ。


教団内のほかの教会と接触するのは、一年に一度のサマーキャンプくらい。

あと、教団の大元(海外)でのセミナーなどに数年に一度、牧師が出席していた。


誰が役員なのかは公言されていないが、たまに古いメンバーが「役員からお知らせ」したりするので、いちおう役員という肩書きは存在していることが分かった。

しかし役員会というものは開かれていなかった。


そうこうするうちに、私はその教会を離れた。

その過程で、牧師は教会の先行きや家族の今後など、いろいろと悩んでいるようだと知った。


しかし私はそれまで、そんな問題があるなんて知らなかった。牧師が突然「献身が最も優れた道」などと教会員を説得し始めたのは、一人で悩んだ末、突然結論に飛躍していたんだな、と今は話の筋が見えるけど。


しかし、一人で頑張り続けている牧師はたくさんいるのだろうなあ。元々、人に助けを求めるのが苦手な人もいるし、この教会に限らず、単立の教会の牧師だったり、神学校での同窓がいないなど、牧師がケアされる環境がないこともあるだろう。

そういう牧師へのカウンセリングのようなものがあれば良いのだろうな、と思った次第。