一年ぶりの近況
なんと2016年に一回記事を投稿したあと、さらに一年が経ってしまった。
二年前に、自分の知っている教会がすべてではない、キリスト教を理解するには、私が自分の知るプロテスタント界隈で得た経験や知識では足りない、むしろ理解を妨げていたかもしれない、と気付いた。
今は、2015年に通い始めた聖書の学びに定着し、聖書の精読に近いことをしている。少し余裕が出てきて、当時の歴史文化的背景や原語にも関心を持ちながら読むようにしている。
教会には通っていないが、自分の心の健康は建て直されてきたと実感している。特に、好戦的な攻撃性から離れたことは、自分にとって本当に良かったと思っている。
しかし正直なところ、以前の「教会の教え」がひどく自分の内面を蝕み、今もその影響に苦しんでいることも認識している。
前に通っていた教会は、カトリックや、プロテスタントの他の宗派、神学、哲学を毛嫌いしているところだった。
二年経って、いまだにその禁忌による忌避感が残るにもかかわらず、私は最近カトリックの講座に数回出席した。
ここでも新たに気付くことがあった。
この講座は神父が宗教哲学を参照しつつ語るものなのだが、初心者向けということもあり、膨大な参照文献と付き合わせて勉強をするような内容にはなっていない。聞く人が聞けば、キリスト教の歴史に重要な哲学者の議論が盛り込まれていることが分かるのだと思うが、私はあまり詳しくないので、おおよその見当をつけて聞いている。
今後はあまり間をおかずに、気付いたことを書いて行こうと思う。